浜松で墓石の建立からリノベーション、メンテナンス、耐震工事など、墓石のことなら大場石材にお任せください。
墓石の耐震工事
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墓石の耐震工事

静岡県は昔から東海大地震の発生が心配される地域です。
皆様の記憶に新しい平成21年夏に起きた震度4の地震。県内でも多くの墓石が倒壊や破損の事態に見舞われましたが、大場石材が手がけた墓石は一基も倒壊することなく無事でした。大場石材では墓石建立時に、強度のある「コ」の字型の中台を使用している他、石と石が接する部分には耐震金具を設置する等の耐震作業を行っております。古い墓石や、他社で購入された墓石についての耐震工事もお気軽にご相談ください。

強度にこだわった「コ」の字型の中台

墓石中台

墓石の下に位置し、中に骨壺が置かれる「中台(なかだい)」と呼ばれる部分です。ぐるりと囲む三辺を、個々の3つの石を組み合わせて作るケースもありますが、大場石材では耐震強度の観点から、写真のような「コ」の字型の、ひとかたまりの石を採用しています。 地震等の揺れにより三辺の石が崩れ、中の骨壺を割ってしまうといった惨事を防ぎます。

耐震工事の強い味方 “耐震用金具”

墓石耐震用金具

石と石が接する部分に取り付ける耐震用金具です。
通常よりも一回り太い、12.5ミリのアンカーボルトを使用しており、石と石をがっちりとつなぎ止めます。これを使用することにより、墓石の横ズレや崩壊を防止します。

耐震工事の強い味方 “耐震用接着剤”

墓石耐震用ボンド

石と石が接する部分に接着剤を塗布します。
耐震用ボンドは突発的な衝撃に強いのが特徴です。

基礎~中台までの耐震リノベーションの一例
リフォーム前

古い墓石は現代の技術のような正確性に欠ける分、構造上耐震などに不安があります。
今回のリノベーションでは、基礎部分・下段・中台までを新しいものに替え、上台と墓石はそのまま以前のものを設置しました。納骨スペースを以前よりも広く確保し、将来を見据えた拡張性のある作りを意識しています。
※写真は、配筋済みの基礎部分です。大場石材は特にこの「基礎」に重点を置いています。

リフォーム

基礎の上に、下段、中台を組み立ていきます。
耐震にも配慮し、大場石材では「コ」の字型の中台を使い、耐震接着剤や金具でしっかりと固定していきます。

リフォーム

中台の上に上台と墓石を設置し、組み上げが完成しました。全体の掃除を済ませ、中台の正面部分から納骨を行います。

リフォーム

納骨が済んだら、中台の正面に水鉢で蓋をし、花立て・香炉を設置して完成です。
今回は水鉢・花立て・香炉は新品のものに取り替えました。