福島県で最大の石の埋蔵量を誇る滝根みかげは、福島県川内村にある標高992mの檜山から採掘されています。滝根みかげを採石しているのは昭和48年の採石開始当初より、株式会社イシフクグループの一社のみ。同社の丁場は山中にありながら、整然と管理された美しい景観を誇ります。 滝根みかげは、白系みかげ石の中でも特に耐久性に優れており、石目や色合いの美しさ、艶出も申し分なく、まさに才色兼備と言える石材です。また鉄分が少ないため、墓石など風雨に晒される環境下でもサビが出にくいという特徴もあります。関東地方のみならず、関西でも広く人気のある石です。
花崗岩 | |
昭和48年より採石開始。 | |
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白系みかげだが、黒雲母の割合が大きく個性的な石目を持つ。比較的吸水率が低く、サビも出にくい。価格と耐久性のバランスに優れている。埋蔵量が多く長尺での切り出しもできるため、墓石以外に建材などにも幅広く利用されている。 |